アダム・スミスは「神の見えざる手」とは言ってない。

 

需要と供給は、一致するところまで流動し続ける。

 

そんな市場の動向を指し、イギリスの経済思想家アダム・スミスは「神の見えざる手」と言った。

 

アダム・スミスは、国富論の中で、

供給が需要を上回れば、価格が下がり、需要が増え始める。
やがて価格は上がり、需要の増加も止まり、二つは拮抗する形で安定する。

 

この調整を「見えざる手」と呼んだとの旨を記している。

 

しかし、あくまで「見えざる手」というところに注目してほしい。

 

「神の」という言葉はどこにもないのだ。

 

「神の見えざる手」と、本人が記した原典は存在しない。

 

関連記事一覧