痛みを感じず、汗もかかない地獄の病

 

どんな怪我や病気にかかっても、どこにも痛みを感じず、どんなに暑くても汗を一切かかない人がいたとしたら。

 

どんなに楽なことか。

 

と、思ったあなたは大間違いである。

 

「先天性無痛無汗症」という名の奇病がある。

 

読んで字の如く、生まれつき痛みを感じず、汗をかかない疾患である。

 

そう、本当にそういった人が存在するのだ。

 

とは言え、症状状には個人差がある。

 

痛覚や温感が全く無い人から、少し感じるという人まで様々だが、感覚が鈍くなればなるほど、日常生活で大きな危険が伴う。

 

歩行中に釘を踏んづけて怪我をしても、そのまま歩き続けるかもしれないし、高温のオーブンに手を置いたまま放置してしまい、骨の髄まで焼けきってしまうかもしれないのだ。

 

我々がいかに普段触覚によって身の危険を察知しているかがわかる奇病である。

 

2018年現在、完全な治療法は解明されていない。

 

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