「世界で最も長い川」は変動している

 

『世界一長い川はどこ?』

 

なぞなぞでもとんちでもなく、こう聞かれたら、あなたは何と答えるだろうか?

 

ナイル川?ミシシッピ川?アマゾン川?

 

頭に浮かぶのは、そのあたりだろう。

 

では、その中で世界一はどれか。

 

2016年現在、世界で最も長い川は、ナイル川とされている。

 

え?
ミシシッピ川じゃないの?
いやいや、アマゾン川でしょ?

 

と思ったあなた、大丈夫、あながち間違ってはいない。

 

実は、世界一長い川は、入れ代わっている。

 

理由はさまざまでしある。

 

そもそも大きな川になればなるほど、流域面積も大きくなるため、測量の範囲の選定が難しくなる。

 

重要なのは、川の長さがいつも変化しているわけではない、ということだ。

 

以前は、『河口から最も遠い水源までの距離』を川の長さとして測られていた。

 

当時はミシシッピ川が世界最長とされていたが、これは途中から合流してくるミズーリ川も含めたものである。

 

しかし、いつしか支流は除外することになり、ミズーリ川ぶんの長さを差し引いた結果ミシシッピ川の長さはナイル川を下回ったわけだ。

 

だが、話はまだ終わらない。

 

アマゾン川に新たな水源が発見され、その距離がナイル川を上回るかもしれないと見込まれている。

 

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