なぜ『形から入るとうまくいく』のか

 

 

物事を始めるには、まず形から入れという教訓を聞いたことはないだろうか。

 

例えば、

・テストでいい点を取りたければ、上級生と同じ勉強をする

・独立したければまず最初に会社をたてる

・出世したければ1ランク上の役職の仕事をできるようになる

などの行動が当てはまる。

 

これはほんの一例だが、『最初は無理だと思ったが、やってみると案外簡単だった』という経験は皆さんにもあるのではないだろうか。

 

古来より『杞憂』だとか『案ずるより産むがやすし』などと謳われているが、そのまま片づけるのはもったいない。

 

たしかに、何事も始める前は不安になるものだ。

 

しかし、実際に始めた後で成長が加速する心理的な効果も存在する。

 

これをピグマリオン効果(またはローゼンタール効果)といい、その内容は名前の由来を読んでもらうのが手っ取り早い。

 

ピグマリオンとは、ギリシャ神話に出てくるキプロス王の名前である。

 

彼は、自分で作った象牙の女像を溺愛していた。

 

それを見かねた女神アフロディーテは、その像に命を吹き込んでやり、彼は最愛の女像と結婚することができたのだ。

 

つまりピグマリオン効果とは、最初は持ち合わせていなかった能力が、期待されることで現実に備わっていく作用のことである。

 

これを逆手にとって、周りからの少し身の丈に合わない要求も、勇気をもって引き受けることで、自らがそれに追いつくことを計算しておけばいいのだ。

 

 

《続きを読む》自分の愚かさに人は絶対に気付かないが故に人は愚かである

 

 

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